無線LAN規格「IEEE802.11ac」は、

今現在、無線LANの通信速度の規格として最大速度が出るのは、

IEEE802.11ac

に、なります。では、どのくらいの速度が出るのか、調べてみました。

IEEE802.11ac」は、最大8本のアンテナから成り立っていまして、1本当たり
約867Mbpsの速度が出ています。アンテナが8本ありますから、合計しますと、
約6.93Gbpsという速度が出ることになります。

しかし、市販されている無線LANで、ここまで速度が出てなく、「IEEE802.11ac
規格の無線LANルーターは、電波が通る道の道幅に当たる、周波数帯域が規格値160MHz
の半分、80MHzになっている為、アンテナ1本当たり速度も半分の、
約433Mbpsになってしまいます。

しかも、アンテナが最大8本搭載可能でも、実際のパソコンや無線LANルータには、
2~3本のアンテナしか搭載されていない為、最大速度も、約867Mbps(アンテナ2本)、
約1300Mbps(アンテナ3本)になってしまいます。

スマホ、タブレットpcに関しましても、「IEEE802.11ac」規格に対応している
といいましても、アンテナが1本のみ搭載している機種がほとんどの為、通信速度も、
約433Mbpsとなってしまいます。

市販の無線LANルーターで同じ通信規格の「IEEE802.11ac」を搭載していても、
通信速度(理論値)が、約867Mbpsだったり、約1300Mbpsになるのは、
このような理由のためであります。

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