新しく発表された USB4 は、どんな規格?

USBコネクターは、互換性が高く大変重宝される規格のコネクターです。

そのUSBの新規格、「USB4」についてご説明します。

まず従来の規格と違うのが、正式名称です。
「USB4.0」でもなく「USB 4」でもありません。「USB4」になります。
分かりずらいかもしれませんが、USBと4の間にスペースがなく、続けて
「USB4」と記載します。

次に仕様ですが、「USB4」は、データ転送速度の向上、電源供給、映像出力などを
可能にするため、コネクターは「USB Type-C(TM)」に統一されました。

転送速度の向上

「USB4」は、転送速度で2つに分かれます。
USB4 Gen3x1(シングルレーン)→20Gbps(理論値)
USB4 Gen3x2(デュアルレーン)→40Gbps(理論値)

なお、転送速度は、ケーブルやコネクターの種類によって、理論値まで
転送速度が上がらないことがありますので、注意してください。

電源供給

「USB4」は最低でも7.5Wの電源供給ができ、
接続するデバイス側が「USB PD(Power Delivery)」規格をサポートしている場合は
最大で100W、「USB PD(Power Delivery)EPR」もサポートしている場合は最大で
240Wの電力供給が可能です。

下位互換性
「USB4」規格には下位互換性があるので「USB4」より古い規格のポートでも、
「USB Type-C」ポートがあるデバイス機器であれば利用可能です。
ただし、データの転送速度などは古い規格に依存しますで、
接続するポートの規格の転送速度が最大速度になります。

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