新しい「Intel R Core i」プロセッサーが発売されました。
第2世代が発表されてわけですが、では、前世代とは、
どこが違うのか、調べてみました。
まず、プロセッサーコア(演算を行うところ)と、
グラフィックスコア(画像処理を行うところ)が1つに統合されました。
今までは、別々になっていた、プロセッサーコアと、グラフィックスコアを
統合することにより、グラフィックスチップを新たに搭載しなくても、
動画の編集、再生がスムーズに出来るようになりました。
つまり、前世代より動画がスムーズに再生できるくらい、
CPUの処理能力が上がっています。
その1つの要因として、統合することにより、CPU内のキャッシュを、
プロセッサーコアでも、グラフィックスコアでも、使えてしかも、
マルチコア化しているから、違うコアのキャッシュも使えて、処理速度が
更に向上します。
このキャッシュとは、日本語で表現すると一時保留とも言います。
CPU内で処理したデーターを、次の工程に進めるとき、まだ進められないときは、
キャッシュにデーターを一時保管します。
もし、キャッシュの容量がいっぱいで、データーが入らないときは、そのデーターは、
HDDに保管されますが、HDDは、速度が遅いため、データー伝達に時間がかかります。
つまり、第2世代のCPUは、内部のキャッシュも有効に使用できるため、
処理速度も上がるということになります。
もう1つは、省電力化。ノートパソコンに搭載するということを考えると、
省電力化は、避けて通れません。モバイルノートパソコンで電力を消費する1つとして、
CPUが上げられますが、CPUを省電力すれば、バッテリーの持ち時間が良くなります。
既に第2世代のCPUを搭載したパソコンは、販売されています。(CPU単体も発売されてます)
高速になったCPUを皆さん、是非、体感してみてください。
コメント