無線LANルーター親機の通信速度(規定値)が600Mbpsの製品がバッファローから発売されました。
600Mbpsというのは、あくまで規定値ですから、実際の無線LANの通信速度は
その半分か、それより下といわれています。
それでも、無線LANの通信速度がここまで上がったことには、正直驚いています。
ところで、600Mbpsという通信速度を発生させている仕組みは、
11n/a(5GHz)と11n/g(2.4GHz)、それぞれ300Mbpsの通信速度を持っていて、
その合計通信速度が600Mbpsになるため、600Mbpsの通信速度になるということになります。
つまり、2つのバンドが同時に動いていることになります。
通信速度300Mbpsでも、早いと感じたのですが、今では、600Mbpsまで通信速度が上がっています。
家庭内ローカルネットワークにつなぐのは、パソコン、プリンターといったパソコンと周辺機器が
主でしたが、いまでは、ハイビジョンテレビ、ブルーレイレコーダー等もつなぐようになり
映像がコマ落ちしないためにも、通信速度を上げなければなりません。
無線LANの通信速度を高くするのはもちろんのこと、有線の通信速度も1Gbps(1,000Mbps)と、
高速通信になっています。
あと数年もすると、さらに高速な無線LAN規格が発表されるのでは、と考えられます。
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